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「内視鏡検査が必要な症状とは?早期発見が命を救う理由」

こんにちは。
2024年5月、福岡市南区鶴田に新規開院した『もとむら内科・内視鏡クリニック』です。
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医による苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。

「40歳を過ぎたら胃カメラ検査や大腸カメラ検査を受けるべき」という呼びかけを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
なぜ40歳なのかというと、40代以降、さまざまな「がん」のリスクが高くなっていくためです。
がんは、種類に関係なく早期発見・早期治療が最も大切だと言っても過言ではありません。
そして、そのために効果的な検査の一つが、内視鏡検査というわけです。
とはいえ、「それなら40歳までは検査を受けなくていい?」と言われたら、もちろんそうではありません。
今回は年齢を問わず、このような症状があったら検査を受けてほしい!という症状について紹介をしていきます。
不調に悩まされていて検査を受けるか考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

胃カメラ検査を受けるべき症状、受けてほしい方

胃カメラ検査は、上部消化管の病気を見つけるための検査です。
以下のような症状があった場合には検査を検討するようにしましょう。

・胸やけがする
・胸のつかえが気になる
・胸が痛むことがある
・のどの痛みや違和感が気になる
・咳がずっと止まらない
・歯科的なものとは別の口臭がある
・口の中に苦味を感じる
・胃もたれがひどい
・食欲不振が続いている
・腹部やみぞおちに痛みがある
・黒い便が出た
・過去に胃潰瘍、十二指腸潰瘍を経験している

など

 

胃カメラ検査でわかる病気

胃カメラ検査でわかる病気はいろいろありますが、有名なものをいくつかピックアップして紹介していきます。

胃がん

胃の粘膜の細胞ががん化して増殖することで発生する、有名ながんの一つです。

胃のポリープ

ポリープは、基本的には良性の腫瘍です。2センチ以上のものや出血がある場合は処置が必要です。

胃潰瘍

胃の粘膜が傷つき、胃酸などの刺激によって胃の壁に穴が開いた状態です。

胃炎(急性胃炎、慢性胃炎)

胃炎は、胃の粘膜に炎症が生じている状態です。
急性胃炎は胃腸の風邪とも呼ばれ、一時的に胃痛や吐き気を引き起こします。
慢性胃炎は、炎症が長期的に続く病気で、症状は比較的軽めですが、胃がんのリスクを高める可能性があります。

好酸球性胃腸炎

消化管に好酸球が侵入することで慢性的な炎症を引き起こす病気です。

ヘリコバクター・ピロリ菌感染症

胃の粘膜にヘリコバクター・ピロリという細菌が感染する病気で、さまざまな胃の疾患の原因となります。

機能性胃腸障害

胃腸が正常に機能しないことで、胃痛や腹痛などの症状が現れる病気です。

食道がん

食道の粘膜に発生するがんで、初期は自覚症状がほとんどないというリスクがあります。

逆流性食道炎

胃液や逆流して食道粘膜を傷つけ、炎症を起こす病気です。

咽頭がん

のど(咽頭)にできるがんで、部位によって上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんに分類されます。

 

大腸カメラを受けるべき症状、受けてほしい方

大腸カメラ検査は、下部消化管の病気を見つけるための検査です。
以下のような症状があった場合には検査を検討するようにしましょう。

・血便が出た
・お腹が張っている感じがする
・腹痛が続く
・残便感がある
・下腹部にしこりがある
・食べているのに体重の減少が止まらない
・下痢や便秘といった排便異常がある
・過去に大腸ポリープが見つかった

など

 

大腸カメラ検査でわかる病気

以下では、大腸カメラ検査でわかる病気の中からいくつかを紹介していきます。

大腸がん

初期段階はほとんど症状がなく、進行すると治療が困難になるがんの一種です。

大腸ポリープ

大腸粘膜が隆起した病変で、種類によってがんのリスクを含んでいるため検査が必要です。

脂肪種

脂肪細胞が皮下組織に増殖してできる良性の腫瘍で、切除治療が必要です。

潰瘍性大腸炎

大腸粘膜にびらんや潰瘍ができる炎症性疾患で、国の難病に指定されています。

クローン病

消化管に炎症や潰瘍を引き起こす炎症性腸疾患の一種で、国の難病に指定されています。

肛門周辺の病気の総称で、痔核、裂肛、痔瘻の3種類があります。

過敏性腸症候群

大腸や小腸に病変がないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、などの症状が繰り返される病気です。

虚血性腸炎

大腸の血管に血流障害が起こることで、大腸粘膜に炎症を引き起こす病気です。

 

「早期発見が大切」と言われる理由

内視鏡検査によって病気を早期に発見することの最大のメリットは、完治の可能性が高まり、命を落とすことを防げるということです。
特にがんのような命に関わる病気は、早めに治療を行うほど完治できる可能性があります。
例えば、大腸がんは初期に発見することで9割治療ができるとされています。
また、胃がんも初期であればほぼ確実に治療が行えます。
一方で、進行した状態で見つかると治療を行っても効果が得られない可能性が高くなります。
早期とそうでない場合では、治療自体の負担も大きく変わります。
患者様の体調面、治療にかかる期間、費用などを考えても、早期に治療を行うことが望ましいと言えるでしょう。

 

クリニック情報

福岡市南区鶴田の『もとむら内科・内視鏡クリニック』は、令和4年3月をもって閉院した「もとむら小児科」をリニューアルし、新しい形で地域の皆様の健康を守っていくことにしました。

消化器内科・内視鏡内科として、まごころと確かな技術で「安心と信頼の医療」を提供することをモットーとしています。

日本内視鏡学会専門医・指導医の資格を有する院長を中心に、内科の一般診療・胃カメラ・大腸カメラ・予防接種など、幅広く診療を行います。

南区で胃カメラ検査や大腸カメラ検査を受けたい方、信頼できるかかりつけのクリニックを探している方は、ぜひお気軽に『もとむら内科・内視鏡クリニック』へご相談ください。


◆医院名
もとむら内科・内視鏡クリニック

◆所在地
〒811-1352
福岡県福岡市南区鶴田3-10-3
TEL 092-565-1711