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「経鼻胃カメラと経口胃カメラの違いとは?選択のポイント」

こんにちは。
2024年5月、福岡市南区鶴田に新規開院した『もとむら内科・内視鏡クリニック』です。
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医による苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。

さて、前提として、胃カメラ検査には鼻からスコープを挿入する方法と、口から挿入する方法があります。
初めて胃カメラ検査を受ける方は「どちらの方がいいの?」「何が違うの?」と疑問を抱くこともあるかと思います。
今回は、そんな胃カメラ検査の種類と違いに関するお話です。
経鼻胃カメラと経口胃カメラそれぞれの特徴やメリット・デメリット、どんな方におすすめしたい方法であるかを詳しく解説していきます。

 

経鼻胃カメラの特徴

経鼻胃カメラとは、鼻からスコープを挿入して行う上部内視鏡検査のことを指します。
経鼻胃カメラの特徴としては、検査に使用するスコープは極細であるという点が挙げられます。
スコープは直径5~6mmと非常に細いため、従来の経口内視鏡に比べて嘔吐反射を起こしにくく、大きな苦痛を感じることなく検査を受けていただけます。
また、検査中にも医師と話すことができるため、急な体調の変化を伝えやすい、その場で気になることを質問しやすいといった点も経鼻胃カメラの特徴であり強みと言えるでしょう。
スコープを挿入する際には局所麻酔を用いるため、痛みはほとんどありません。
鎮静剤を使用しない検査も可能で、検査後すぐに運転や仕事に戻ることができます。

 

経鼻胃カメラはこんな方におすすめ!

経鼻胃カメラは、喉への刺激を感じやすい方や嘔吐反射が強い方におすすめです。
これまで嘔吐が不安で胃カメラ検査を受けられなかったという方も、ぜひ経鼻胃カメラで無理のない検査を受けていただきたいと思います。
また、経鼻胃カメラ検査であれば、鎮静剤を使用せずに受けることもできるため、リカバリールームへの滞在時間が軽減できます。
そのため、検査後にはすぐお仕事に戻らなくてはならないという方にも、経鼻胃カメラ検査を提案しています。
そのほかにも、体質的に鎮静剤を使用できない方、医師とコミュニケーションをとりながら検査を受けたい方にもおすすめの方法です。

 

経鼻胃カメラのメリット・デメリット

メリット

・喉元を通過しないため、嘔吐反射が強い方でも負担なく検査を受けられます。
・使用する内視鏡スコープが極細のため、検査中の違和感が大きく軽減されます。
・口が塞がらないため検査中にも医師と会話ができるという安心感があります。
・鎮静剤を使用せず検査が行えるため、検査後も運転や仕事に支障がでません。

警備胃カメラの最大のメリットは、嘔吐反射による苦痛がないという点です。
これまでの胃カメラ検査の「痛い」「苦しい」といったイメージを払拭してくれる方法です。

デメリット

・鼻腔が極端に狭い方や、鼻に疾患をお持ちの方、鼻血がでやすいという患者様には行えないことがあります。
・内視鏡が細いため、経口胃カメラを用いた検査に比べて、検査時間が少し長くなることがあります。

 

経口胃カメラの特徴

経口胃カメラは、従来からある胃カメラ検査の方法です。
口からスコープを挿入して、上部消化管の病変を早期に発見することを目的とした検査です。
当クリニックでは、軽い鎮静剤を使用して嘔吐反射を軽減した上で検査を行うようにしています。
また、経口胃カメラの特徴として、警備胃カメラのスコープよりも鮮明な画像診断が行えるという点があります。

 

経口胃カメラはこんな方におすすめ!

経口胃カメラというと「痛い」「苦しい」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、当クリニックでは鎮静剤を使用した検査を行うため、むしろ「苦しいのが嫌なので眠った状態で検査を済ませてしまいたい!」という方には、経口胃カメラ検査がおすすめです。
また、鼻の粘膜が弱い方も、経口胃カメラ検査の方が負担が少なくて済むでしょう。
なお、医療の進歩によって現在は微細な違いかもしれませんが、経口胃カメラの方が経鼻胃カメラよりも鮮明な画像を得ることができます。

 

経口胃カメラのメリット・デメリット

メリット

・経鼻胃カメラよりスコープが太いため、明るいライトで照らした鮮明な画像が得られます。
・短時間で精度の高い診断が可能です。
・鎮静剤を使用することで、嘔吐反射や痛みを感じない検査を受けられます。
・嘔吐反射が気になる場合には、細いスコープを用いて検査を行うことも可能です。

近年は経鼻胃カメラの精度も上がっていますが、それでも経口胃カメラの方が画像が鮮明で的確な診断ができるという点は大きなメリットです。

デメリット

・鎮静剤を使用した場合の副作用として、悪心や呼吸抑制、血圧低下といった問題が起こる可能性があります。
・鎮静剤を用いると、うとうとした状態になるため、検査中の記憶が曖昧になり、医師との会話もできない状態で検査を受けることになります。
・検査後は、自動車・バイク・自転車などの運転ができません。
・鎮静剤の効果が切れるまで休憩が必要なため、院内での滞在時間が長くなります。

 

クリニック情報

福岡市南区鶴田の『もとむら内科・内視鏡クリニック』は、令和4年3月をもって閉院した「もとむら小児科」をリニューアルし、新しい形で地域の皆様の健康を守っていくことにしました。

消化器内科・内視鏡内科として、まごころと確かな技術で「安心と信頼の医療」を提供することをモットーとしています。

日本内視鏡学会専門医・指導医の資格を有する院長を中心に、内科の一般診療・胃カメラ・大腸カメラ・予防接種など、幅広く診療を行います。

南区で胃カメラ検査や大腸カメラ検査を受けたい方、信頼できるかかりつけのクリニックを探している方は、ぜひお気軽に『もとむら内科・内視鏡クリニック』へご相談ください。


◆医院名
もとむら内科・内視鏡クリニック

◆所在地
〒811-1352
福岡県福岡市南区鶴田3-10-3
TEL 092-565-1711