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「定期的な健康診断の重要性」

こんにちは。
2024年5月、福岡市南区鶴田に新規開院した『もとむら内科・内視鏡クリニック』です。
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医による苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。

今回は内視鏡検査を用いることもある、健康診断に関するお話です。
前提として、健康診断の目的は、自分自身の健康状態を知り、深刻な病気を予防、初期の病変を早期に発見していくということです。
「とくに気になる症状がないから大丈夫」「元気だからまだ受けなくていい」と思っていても、生活習慣病をはじめとするほとんどの病気は、自覚症状がないまま進行していきます。
症状が出たときにはすでに重症化していて取り返しがつかない状態になっていた、ということがないように、定期的な健康診断で体の状態をしっかり把握していくようにしましょう。
さて、今回はそんな健康診断の重要性について、皆様に知っていただきたいと思います。

 

もとむら内科・内視鏡クリニックの健康診断

当クリニックでは、法定健診や雇入時健診、一般健診など、さまざまな健康診断のコースに対応しています。
健診結果に関するご相談、企業健診のご相談も承っておりますので、ご不明な点などがありましたらお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
また、健康診断の結果は出たけれど、どのような改善に取り組めばいいかわからない、という場合にも、患者様の健康状態に合わせたアドバイスを行います。
福岡市の特定健康診査「よかドック」についても対応いたしますので、これまで健康診断を受けるきっかけがなかったという方もぜひ当クリニックで健康診断を受けていただけたら幸いです。
なお、当クリニックは内視鏡検査を得意としています。
胃カメラ検査や大腸カメラ検査をご希望の方へは、できる限り負担の少ない検査を提供いたします。

 

健康診断のメリット1.病気の早期発見・早期治療を実現する

定期的に健康診断を受けることの最大のメリットは、自覚症状のない初期の病気をいち早く発見して治療に繋げていけるということです。
病気の早期発見・早期治療を行うためには、定期的な健康診断が非常に重要です。
早い段階で治療を行うことができれば、それだけ患者様の体への負担が軽減されます。
また、治療にかかる期間や費用も抑えることができます。
数ある病気の中には、早期発見がその後の生存率を高めるというものも多数あります。
健康寿命を伸ばし、年齢を重ねても充実した日々を送れるよう、年に一度の健康診断を習慣化していきましょう。
特に、40代以降になるとさまざまな病気のリスクが高まるため、40歳になったら、がんを発見するための腫瘍マーカーや胃カメラ検査、大腸カメラ検査を取り入れるようにしましょう。

 

健康診断のメリット2.生活習慣病の予防ができる

健康診断では、普段の生活が数値化されると言っても過言ではありません。
例えば、食生活が乱れていたり運動不足が続いたりしていると、体重増加や脂質異常症、糖尿病に関する数値が上昇します。
長期間お酒を飲み過ぎていると、肝臓の数値が悪くなってしまいます。
このように、現状を数値としてみることで、どのような生活習慣病のリスクが高く、どんな予防が必要かを考えることができるようになります。
また、特定健診では、数値的に支援が必要な患者様に対して専門家が助言や生活指導を行います。
医師のアドバイスを受けながら生活習慣病予防に取り組むことで、健康状態は大きく改善されるでしょう。

 

健康診断のメリット3.自分の健康状態を知る・振り返る機会になる

健康診断を受けていただくことは、患者様がご自身の健康状態を知るきっかけにもなるでしょう。
普段から生活習慣の改善に取り組んでいる方は、健康診断で数値化した結果が見えるため、モチベーションに繋がったり、反省点が見えてきたりすると思います。
生活習慣病の予防にも関連しますが、健康を維持するためには患者様ご自身が自分の健康状態を知ることが必要不可欠です。
「この数値が上がっているということは、こういう改善が必要なんだろう」「去年と比べてこの数値が改善された!」など、良い点も改善が必要な点も明確にわかることで、今後の健康維持に取り組みやすくなるのではないでしょうか。
定期的に自分の健康状態を知り、振り返りを行うことがとても重要です。

 

年齢や体調に合わせてオプションを組み合わせましょう

健康診断には、いくつかの種類があります。
基本としては、一般的な検査を受けられる法定基本健診というコースがあり、その内容に胸部レントゲンを追加したコース、血液検査までを含めた雇用時の健診、雇用時の健診に35歳や40歳からの内容が追加されたもの、全ての検査を受けられる一般検診など、さまざまなコースがあるため、まずはご自身にあったものを選ぶことから始めましょう。
次に、気になる症状やしっかり検査したい項目がある場合には、追加オプションを選ぶことができます。
追加オプションにはがんを発見するための腫瘍マーカー、胃がんのリスク検査、肝炎ウイルス検査、便の検査、エコー検査、ピロリ菌検査、内視鏡検査などいろいろな種類があります。
たくさんあって迷ってしまうと思いますが、自分の体調を振り返りながら必要に応じて利用するようにしましょう。なお、40歳以降は胃カメラや大腸カメラを追加することがおすすめです。

 

クリニック情報

 

福岡市南区鶴田の『もとむら内科・内視鏡クリニック』は、令和4年3月をもって閉院した「もとむら小児科」をリニューアルし、新しい形で地域の皆様の健康を守っていくことにしました。

消化器内科・内視鏡内科として、まごころと確かな技術で「安心と信頼の医療」を提供することをモットーとしています。

日本内視鏡学会専門医・指導医の資格を有する院長を中心に、内科の一般診療・胃カメラ・大腸カメラ・予防接種など、幅広く診療を行います。

南区で胃カメラ検査や大腸カメラ検査を受けたい方、信頼できるかかりつけのクリニックを探している方は、ぜひお気軽に『もとむら内科・内視鏡クリニック』へご相談ください。


◆医院名
もとむら内科・内視鏡クリニック

◆所在地
〒811-1352
福岡県福岡市南区鶴田3-10-3
TEL 092-565-1711